| 帯状疱疹ワクチン | 接種回数 | 持続期間の目安 | 料金(任意接種・自費) |
|---|---|---|---|
| 組換えワクチン(シングリックス筋注用) | 2回(通常2〜6か月あけて接種) | 10年以上 | 1回 22,000円 |
| 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) | 1回 | 5年程度 | 1回 9,000円 |
2025年(令和7年度)より、相模原市在住で対象年齢の方は、下記いずれかのワクチンを選んで定期接種(公費助成)として受けることができます。任意接種(自費)の場合の料金は上表のとおりです。
接種について
- 帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛を予防する目的で行うワクチンです。
- 組換えワクチン(シングリックス):不活化ワクチンで、通常2〜6か月の間隔をあけて合計2回、筋肉内に接種します。免疫が低下している方でも主治医の判断で接種できる場合があります。
- 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン):1回の接種で完了する皮下注射です。生ワクチンのため、重い免疫不全のある方は接種できません。
- どちらのワクチンを選ぶかは、効果の持続期間や接種回数、料金などを踏まえ、医師とご相談のうえ決めていただけます。
- 当院にかかったことがない方でも、事前予約をしていただければ接種可能です。
効果について
- 組換えワクチン(シングリックス):50歳以上の大規模研究で90%以上の発症予防効果が確認されています。70〜80歳代でも90%前後と、加齢による効果の低下が少ないのが特徴です。効果は10年以上持続するとされています。
- 生ワクチン:接種1年後で約60%、5年後で約40%程度の予防効果とされ、組換えワクチンに比べると効果はやや低く、持続期間も短めです。接種が1回で済む手軽さがあります。
- いずれのワクチンも、強い神経痛が長期間残る「帯状疱疹後神経痛」の予防効果が期待できます。
副反応について
- 接種部位の痛み・腫れ・赤みは比較的よくみられる反応で、多くは数日以内に自然に軽快します。
- 倦怠感、頭痛、筋肉痛、軽い発熱がみられることもあります。
- まれに強いアレルギー反応が起こる可能性があるため、接種後は一定時間院内で経過をみます。
- 高熱、呼吸困難、けいれんなど明らかな異常がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
接種できない方
- 過去に本ワクチンや類似成分で重度のアレルギー反応を起こした方
- 37.5℃以上の発熱がある方
- 重い急性疾患にかかっている方
- 妊娠中の方(安全性データが不十分なため)
- 持病や治療内容によっては接種可否を慎重に判断する必要があるため、主治医または当院医師に事前にご相談ください。
相模原市で公費の対象となる方
帯状疱疹ワクチンは令和7年度(2025年度)から定期接種となり、相模原市では生ワクチン・組換えワクチンのどちらかを選んで接種できます。
令和8年度(今年度)の対象となる方は、以下のいずれかに該当する場合です。
【1】年齢で対象となる方
- 相模原市に住民登録があり、令和8年度中(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)に以下の年齢になる方。
65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳 - 上記以外の65歳以上の方も、令和7〜11年度の経過措置により、生涯で1回、いずれかの年度に定期接種の機会があります。
【2】特定疾患による対象(60〜64歳)
- 以下に該当する60〜64歳の方も対象です。
- 免疫機能に高度な障害があり、身体障害者手帳1級相当と認められる方
自己負担額
| 生ワクチン(1回) | 組換えワクチン(1回あたり・2回接種) | |
|---|---|---|
| 令和8年度(今年度) | 無料 | 6,000円(2回で合計12,000円) |
| 令和9年度以降 | 4,000円 | 10,000円(2回で合計20,000円) |
令和8年度は国の交付金を活用した特別な費用助成拡大により、通常より低額に設定されています。令和9年度以降は自己負担額が上がる予定ですのでご注意ください。
※年度内(4/1〜翌3/31)に接種しなかった場合は任意接種扱いとなり、上表の任意接種(自費)料金になります。
自己負担が免除される場合
以下の方は、証明書類を医療機関に提示することで自己負担が免除されます。
- 市民税非課税世帯
- 生活保護受給世帯
- 中国残留邦人等支援給付を受けている方
- 必要な書類(例):介護保険料納入通知書(非課税)、介護保険負担限度額認定証、生活保護受給証明書、市民税課税証明書など。
定期接種の対象外になるケース
- すでにシングリックスを2回任意接種で完了している方(効果が十分であるため追加接種の定期扱いは不可)
- すでに1回任意接種済みの方は、2回目のみ定期接種として接種可能です(対象年度に限る)
50歳以上で定期接種対象外の方
- 相模原市では、帯状疱疹ワクチンの任意接種対象は50歳以上です。
- 定期接種に該当しない場合は全額自己負担となります。
注意点
- 予約なしでは接種できません。必ず事前にご予約ください。
- ワクチンの在庫状況により、受付を一時停止する場合があります。
- 複数名で受けられる場合も、お一人ずつ予約をお取りください。
- 予約の取り消しは3日前までにご連絡ください(※土日祝日を除く)。
当日の注意点
- 接種日は待ち時間が生じることがあります。ご了承ください。
- 受付は到着された順番で行います。
- 混雑状況により、ご案内が予約時間と前後することがあります。
- 当院の予診票をあらかじめ記入してご持参いただくと、手続きがスムーズです(接種日、体温、年齢の記載が必要です)。
- 激しい運動は当日避けてください。
- 入浴は可能ですが、注射部位をこすらないようご注意ください。
当日の持ち物
- 保険証またはマイナンバーカード
- 相模原市の接種券、予診票(対象者)
- 負担免除に関する証明書類(非課税世帯など)
予約方法
予約後の発注となります。ご予約は必ずお電話もしくは窓口でお願いします。
予診票のダウンロードはこちら
(65歳未満の任意接種用)
※65歳以上の相模原市在住の方は公費専用の予診票が受付に用意してありますので、受付後ご記入ください。
